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那須で家を建てることを考え始めてから、
私はいろいろな住宅会社の施工例を見るようになった。
木の家。
別荘。
ログハウス。
平屋。
薪ストーブのある家。
森の中に建つ家。
そんな中で、
当然のように目に入ってきたのが、
BESSの家だった。
もともと存在は知っていた。
でも、
自分が本当に家を建てるかもしれない、
という目で見ると。
これが、
なかなか危険だった。
まず、見た目が好きだった
木の外壁。
大きな窓。
深い軒。
屋根のあるデッキ。
薪ストーブ。
室内と外が、
なんとなくひと続きに見える造り。
ああ、これ好きだ。
かなり分かりやすく刺さった。
それまで私が物件サイトで、
一軒ずつ
「ここが好き」
「これはちょっと違う」
と言っていたものが、
かなりまとまって入っている。
特に、
BESSの施工例を見ていると、
家そのものだけではなく、
そこでどう過ごすか
まで想像しやすかった。
G-LOGを見る
この頃、
気になって見ていたものの一つが、
BESSのG-LOG。
ログハウスらしい木の存在感がありながら、
昔ながらの山小屋という感じではない。
窓も大きい。
デッキもある。
外と中の距離が近い。
薪ストーブを置いても似合う。
森の中に建っていたら、
ものすごく絵になる。
私がここ数週間で夢中になってきたものが、
かなり入っていた。
森+木の家+デッキ+薪ストーブ。
強い。
非常に強い。
「程々の家」にも惹かれた
一方で、
いかにもログハウス!
という家だけが好きなのかというと、
そうでもなかった。
BESSの**「程々の家」**のような、
少し落ち着いた、
横に広がる家にも惹かれた。
深い軒。
縁側のような外部空間。
庭との距離が近い。
派手ではないけれど、
長く住んでも飽きなさそう。
これを見て、
自分でも少し意外だった。
私は、
「ログハウスに住みたい人」
ではなかったらしい。
じゃあ、何が好きなの?
ここで初めて、
BESSというブランドから少し離れて、
考えてみた。
私は、
何に惹かれているんだろう。
木?
もちろん好き。
薪ストーブ?
大好き。
でも、
それだけではない。
施工例を何枚も見比べていくと、
共通して好きなものが見えてきた。
深い軒が好き
まず、
軒が深い家。
これはかなり好きだった。
屋根の下に、
外なんだけれど、
完全な外でもない場所がある。
雨の日でも出られる。
椅子を置ける。
犬と座れる。
夏の日差しを遮れる。
洗濯物だって干せる。
ウッドデッキだけが外へぽんと出ているより、
屋根のある半屋外空間
が欲しい。
後になっても、
私は何度も
「デッキには屋根が欲しい」
と言うことになる。
この頃には、
もうその好みが出ていた。
ウッドデッキは「飾り」ではなく生活空間
それまで私は、
ウッドデッキというものを、
なんとなく
おしゃれな家についているもの
くらいに思っていた。
でも、
BESSの家を見ていると、
デッキがかなり生活に近い。
朝、
コーヒーを飲む。
犬が外を見る。
薪を置く。
庭仕事の途中に休む。
人が集まる。
つまり、
家の外にもう一部屋ある
みたいな感覚。
これがすごくよかった。
大きな窓が好き
そして、
窓。
森の家なら、
窓は大きいほうがいい。
せっかく外に木があるのに、
小さな窓から少しだけ見るのでは、
もったいない。
LDKに大きな開口。
室内から庭や森が見える。
できれば、
デッキへそのまま出られる。
ここでも、
自分の好みがはっきりしてきた。
外の景色を、室内の一部みたいにしたい。
たぶん、
これがかなり大きかった。
家と庭を分けたくない
それまでの東京暮らしでは、
家は家。
外は外。
かなりはっきり分かれている。
でも、
移住するなら。
家の中だけ快適でも、
少し違う。
リビング。
デッキ。
犬の庭。
畑。
森。
それが、
ゆるくつながっているほうがいい。
家を出るために、
一度玄関へ行って、
靴を履いて、
道路へ出る。
ではなく。
リビングから庭へ。
仕事部屋から外へ。
そんな暮らしがしたかった。
木の家は好き。でも「全部ログ」じゃなくてもいい
ここも、
BESSを見て分かったことだった。
木は好き。
木の外壁も好き。
梁も好き。
薪ストーブにも似合う。
でも。
家の中を全部、
丸太!
木!
ログ!
にしたいわけではない。
私は、
木の温かさは欲しいけれど、
少しすっきりした部分も欲しい。
明るさも欲しい。
白い壁があってもいい。
つまり、
ログハウスそのものに住みたいわけではない。
「木の家っぽさ」が好きなのだと思う。
BESSに合わせて、希望を削るのは違う
そして、
ここが大事だった。
BESSの家は好き。
かなり好き。
でも、
商品として家を選ぶ以上、
当然、
基本となる形がある。
それに自分たちの暮らしを合わせていく部分も出てくる。
私はそこで、
少し考えた。
犬の動線。
猫の場所。
夫婦それぞれの仕事部屋。
ゲストルーム。
大きな収納。
庭とのつながり。
将来のDIY。
自分たちには、
かなり具体的な希望が出てきていた。
だったら、
「BESSに住むために、自分の希望を削る」
のは違うのでは?
と思った。
私が欲しいのは「BESS」ではなく、その中にある要素だった
ここで、
かなり整理できた。
BESSの家を見て、
私は
「BESSが欲しい!」
と思った。
でも、
もう少し掘ってみると、
違った。
欲しかったのは、
深い軒。
屋根付きデッキ。
大きな窓。
木の外観。
薪ストーブが似合う室内。
庭とつながるLDK。
森に置いたときに馴染む家。
それらだった。
ブランド名ではなく、
自分の好きな要素
が分かった。
これは、
かなり大きかった。
「好きな家」を言葉にできるようになった
それまで、
家を見ていても、
「なんか好き」
だった。
でも、
この頃から。
なぜ好きなのかを、
少しずつ言えるようになった。
この家は、
軒が深いから好き。
これは、
窓が大きい。
こっちは、
デッキに屋根がないから惜しい。
この間取りは、
庭との動線が悪い。
この外観は好きだけど、
室内が暗そう。
つまり、
見る目が具体的になった。
住宅会社を探していたはずなのに、
結果として、
自分の好みを知る作業になっていた。
家選びは「メーカー選び」だけではなかった
最初は、
どこの会社で建てる?
という問いだった。
BESS?
地元工務店?
ハウスメーカー?
でも。
その前に、
もっと大事なことがあった。
自分は、何が好きなのか。
そこが分からなければ、
メーカーも選べない。
BESSを見ることで、
私はようやく、
家のブランドではなく、
家を構成する一つ一つの要素
を見るようになった。
この好みは、後の家探しにもずっと残った
この頃に見つけた好みは、
その後もほとんど変わっていない。
大きな窓。
庭へ出られるLDK。
深い軒。
屋根のあるデッキ。
木。
薪ストーブ。
犬と猫。
そして、
あとから自分たちで手を加えられる余白。
物件を見る場所が、
那須から別の地域へ変わっても。
中古住宅になっても。
古民家になっても。
新築になっても。
結局、
このあたりを見ている。
BESSは「答え」ではなく、好みを教えてくれた
結局、
この時点で
「BESSで建てる!」
と決めたわけではなかった。
でも、
BESSの家を見たことには、
かなり意味があった。
私が、
どんな家に惹かれるのか。
どんな場所で過ごしたいのか。
外とどうつながりたいのか。
それを、
初めてはっきり見せてくれた。
だから今振り返ると、
BESSは、
家づくりの答えというより、
私の好みを言語化するための見本帳
みたいな存在だったのだと思う。
そして。
自分の好みが分かると、
今度はまた考え始める。
これだけ広い土地があるなら、
自宅だけではなく、
もう一軒、
こんな家を建ててもいいのでは?
一軒は自分たち。
もう一軒は、
泊まりに来る人のため。
こうして移住計画は、
またしても、
「自宅+一棟貸しヴィラ」
という方向へ膨らんでいく。
……。
本当に、
家一軒で終わらない。
🌲🏠🔥



