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Season 0|移住準備編

野鳥が水浴びに来るバードバスがある庭ってどう作る?

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庭のある家に住んだら、

やってみたいことがある。

バードバスを置きたい。

鳥のための、小さな水場。

庭に置いておくと、

野鳥が水を飲んだり、

ぱしゃぱしゃ水浴びをしたりする。

動画で見るたびに、

かわいい。

ものすごくかわいい。

そして最近、

田舎の土地を探しているうちに、

私は思うようになった。

せっかく庭を作るなら、

人間だけの庭ではなく、

鳥も遊びに来る庭にしたい。

そもそもバードバスって何?

バードバスは、

その名のとおり、

鳥のためのお風呂。

ただし、

人間のお風呂みたいに深いものではない。

浅い器や水盤に水を張って、

鳥が水を飲んだり、

羽を洗ったりできるようにしたもの。

庭園用品として売られている、

脚付きの立派なものもあれば、

浅い植木鉢の受け皿を使った、

簡単なものもある。

つまり、

思っていたより、

始めるハードルは低い。

庭が完成してからでなくても、

水を入れた浅い器ひとつから始められる。

これなら、

私にもできそう。

鳥って、そんなに水浴びするの?

する。

そして、

けっこう派手にする。

バードバスの動画を見ると、

ちょこんと水を飲むだけの鳥もいれば、

突然、

バシャバシャバシャ!

と全身で水浴びを始める鳥もいる。

羽を広げる。

水を飛ばす。

いったん出る。

また入る。

見ているだけで、

かなり楽しい。

鳥にとって水は、

飲み水であるだけでなく、

羽をきれいな状態に保つためにも大切らしい。

そう考えると、

庭に小さな水場を作るというのは、

単なる飾りではない。

鳥にとって使える庭を作る

ということになる。

深い池はいらない

最初、

私はバードバスというと、

ちょっとした池のようなものを想像していた。

でも、

鳥用なら、

むしろ浅いほうがいい。

小鳥が安心して立てる程度の深さで、

底が滑りにくいもの。

端から少しずつ深くなるような形なら、

体の大きさが違う鳥も使いやすい。

つまり、

いきなり庭を掘って、

巨大な池を作る必要はない。

……よかった。

また造成費が増えるところだった。

私はちょっと大きめに作りたい

とはいえ。

私が欲しい土地は、

普通の住宅地よりは広い。

だったら、

植木鉢の受け皿だけではなく、

もう少し自然な感じにしたい。

イメージしているのは、

石で囲った、小さな浅い水場。

大きさは、

1~2畳くらいあってもいい。

周囲に、

草花。

低木。

鳥が一度とまれる枝。

少し離れたところに木。

そんな感じ。

水場だけが、

ぽつん。

ではなく、

庭の景色の中に、

自然に溶け込んでいる。

そこへ、

メジロ。

シジュウカラ。

スズメ。

ヤマガラ。

ヒヨドリ。

季節によって、

いろいろな鳥が来る。

……来てくれたらいい。

ここ重要。

まだ完全に、

人間側の願望である。

置く場所は、かなり大事そう

バードバスを作るなら、

場所も考えたい。

人が一日中歩き回る場所の真ん中では、

鳥も落ち着かなさそう。

かといって、

完全に見えない場所では、

こちらが悲しい。

できれば、

室内から見える。

でも、

鳥からすると、

人間から少し距離がある。

そんな場所。

そして、

近くには木や枝がある。

何かあったら、

すぐ逃げられる。

鳥にとっても、

「ここならちょっと降りてみようかな」

と思える場所がいい。

つまり、

人間が見やすくて、鳥が逃げやすい場所。

この両立が必要そう。

猫がいる家では、さらに考えないといけない

うちの場合、

猫もいる。

もちろん、

室内飼い。

でも、

鳥側からしたら、

猫は天敵。

庭に来る鳥を増やしたいなら、

野良猫などが隠れて待ち伏せしやすい場所のすぐ近くに、

バードバスを置くのは避けたい。

茂みは必要。

でも、

近すぎても危ない。

鳥が逃げ込める木は欲しい。

でも、

捕食者が潜める場所とは距離を取る。

庭づくり、

急に戦略ゲームっぽくなってくる。

いちばん大事なのは、水をきれいにすること

そして、

バードバスを置くなら、

これは絶対に忘れたくない。

水を放置しない。

屋外の水は、

落ち葉が入る。

泥が入る。

鳥が入る。

暑い季節なら、

水も汚れやすい。

だから、

こまめに水を替えて、

容器も洗う。

せっかく鳥のために置くのに、

不衛生な水場になったら意味がない。

むしろ、

ここだけは、

「自然だから放置でいい」

とはならない。

バードバス、

見た目は優雅だけれど、

地味に掃除担当が発生する設備である。

未来の私、

頑張れ。

カメラも置きたい

そして私の場合、

バードバスだけでは終わらない。

カメラを置きたい。

ネットワークカメラを設置して、

鳥が来たら、

スマホで見られるようにする。

録画もしたい。

できれば、

YouTubeにも使いたい。

朝のバードバス。

雨の日。

雪の日。

春の庭。

真夏の水浴び。

何か特別なイベントが起きるわけではなくてもいい。

ただ、

鳥が来る。

水を飲む。

水浴びする。

飛んでいく。

それだけの映像。

でも、

私はたぶん、

ずっと見ていられる。

餌台まで置く?

ここで、

次に考え始めたのが、

餌。

バードバスへ来るなら、

餌もあったら、

もっと鳥が来るのでは?

と思う。

ただ、

餌を置くとなると、

少し話が変わってくる。

鳥が大量に集まる可能性がある。

食べ残しも出る。

ほかの動物が来ることもある。

フンも増える。

近所との距離が近ければ、

トラブルになる可能性もある。

だから、

私は今のところ、

まずは水場と、鳥が好む植物から始めたい

と思っている。

ひまわりを植えたら、鳥の餌になる?

そこで思いついたのが、

ひまわり。

夏に、

庭でひまわりを育てる。

花を楽しむ。

種ができる。

その種を、

鳥も食べる。

いいではないか。

人間も楽しい。

鳥も楽しい。

YouTubeのネタにもなる。

さらに、

実のなる木や、

鳥が利用する植物を庭に増やしていけば、

市販の餌を大量に置かなくても、

自然に鳥が寄ってくる庭

に近づけるかもしれない。

私が作りたいのは、

鳥を大量に集める餌場というより、

こっちだ。

「鳥を呼ぶ庭」ではなく「鳥が来たくなる庭」

水。

木。

草。

花。

実。

虫。

隠れる場所。

休む場所。

そんなものが、

少しずつある。

そこへ、

鳥が勝手にやってくる。

私は、

それを家の中から眺める。

たぶん、

これが理想なんだと思う。

**鳥を呼ぶというより、

鳥が来たくなる庭を作る。**

この考え方が、

かなり好きだ。

バードバスのある宿も面白そう

さらに妄想すると。

もし、

いつか古家を、

人が泊まれる場所にしたら。

窓の外に、

バードバスがある。

朝起きて、

カーテンを開ける。

鳥がいる。

コーヒーを飲む。

また鳥が来る。

縁側で、

本を読む。

犬が寝ている。

鳥が水浴びしている。

観光地を、

朝から晩まで巡らなくてもいい。

この庭を見るために泊まる。

そんな宿も、

ちょっと面白い。

まだ土地もないけれど

現在。

土地、

まだない。

庭、

ない。

バードバス、

当然ない。

なのに、

どこに置くか。

何を植えるか。

カメラをどこへ向けるか。

鳥の逃げ場所はどこにするか。

そこまで考えている。

移住計画、

相変わらず順番がおかしい。

でも。

家の広さや、

部屋数だけを考えていたころより、

こういうことを考えているほうが、

私はずっと楽しい。

家が欲しいのではなく。

もしかすると私は、

生き物が遊びに来る場所を作りたいのかもしれない。

ぴちゅ森に、

いつか本当に鳥たちがやってくるのか。

まずは、

バードバス一号を作るところから、

始めてみたい。